夜遅くまで働いて帰ると、子どもも妻ももう寝ている。
土日もパソコンを開いて仕事。
「結婚して子どももおるのに、理想の家族像ってこんなんやったんかな」
会社という組織の中で働くもどかしさと、ひとりで子育てを抱える妻。
そんな日々から、細見さん夫婦は会社を辞めて嶺北土佐町での田舎暮らしを選びました。
収入はなくなる。田舎でやっていけるかもわからない。
妻の両親への説明も必要。悩みに悩んで、意を決して切り出した相談への妻の答えは——「ええやん」。
移住して数年。思っていたより進まないこともある。
それでも「良くも悪くも全部自分の責任やから、納得しながら生きていけてる」と語ります。
働き方や家族との時間に迷っている人に届いてほしい、ひと組の夫婦の決断の話です。

